「生涯現役」というと、なんだかおめでたい話のように思うけれど、たとえ望まなくても、元気な間は働かざるを得ないようになるってことでもあるわけです。
年金と貯金だけでは長い人生暮らしていけなくなるんですね。
わたしは40歳を過ぎた頃からお勤めは断念しました。能力的にも体力的にも難しいと思ったからです。そういう人でも在宅ワークなら働ける可能性はあるんですよね。
在宅でできる仕事が増えている。
インターネットのおかげで、今はおうちでできる仕事が増えています。
わたしもインターネットのおかげで収入の道が開けました。
はじめは仕事に応募してお金をいただいていましたが、今は事業主として一人で働いています。
請け負った仕事は主に記事の作成です。記事といっても誰でも書けるような広告じみたものがほとんどで、内容よりも数をこなすことが求められました。当時は内容よりも検索に引っかかるキーワードを使った記事を大量に作成すればよかったんですね。
今はこうした無意味な記事は淘汰されるようになってきているようです。
一番長く続けた仕事はオンライン作文教室の講師でした。これは赤ペン先生のように作文を添削するというのではなく、直接生徒に電話をして話をするんです。作文のテーマや書くときのポイントを話し合うんですね。保護者とお話することもあります。そうして送られてきた作文を読んで講評を書くのが仕事でした。講評よりも電話の対応に比重を置いた指導で人気の教室です。小学校から大学受験までずっと続ける生徒さんもいましたし、大学生や社会人の生徒もいました。
おもしろいお仕事だったんですが、生徒の増加とともにのんびりしていた教室運営や方針なども効率化せざるを得なくなってきて、だんだん同じ調子では務まらなくなってきたんですね。生徒への電話も負担に思うようになってきたので引退することにしました。
この作文教室のおかげで、わたしはインターネットに親しむことができ、ブログ作りも早くから経験することができました。
今、こうして自宅で働けているのは、この作文教室のおかげなんですね。感謝してます。
長く続けられそうなことを探そう。
ネットを通じた仕事は多種多様です。今は、チャットやスカイプもあるので、お勤めと変わらない仕事もできますよね。ネット環境がある方は、自宅で仕事する道も考えてみてはいかがでしょう。
欧米では、リタイア後の生活を充実させるために、40代ぐらいからスモールビジネスを始める人が多いそうですよ。日本でもだんだんそんなふうになってくるかもしれません。
はじめは収入よりも経験を積むことを重視し、なるべく無理しないで長く続けられる仕事や働き方を模索していくことから始めるといいですね。
能力よりも継続することが大事です。
継続するには、それなりの工夫が必要です。スモールビジネスとはいえ、資金が尽きないように運営しないと続けたくても続けられなくなってしまうからです。一攫千金なんて夢を見ないで、小さく欲張らずコツコツ続ける覚悟をしましょう。
早くたくさん儲かるよって話は、たいてい高価な教材なんかを買わせるのが手口だったりします。教材や講習で学ぶことは悪いことではないんですが、それで儲かるようになるとは思わないほうがいいです。教えてもらったことをそのまま真似してやっている間はまだまだだからです。
結局は経験したことや学んだことを糧にして、自力で試行錯誤しながらやっていくしかないんです。
でも、ネット社会では年齢や学歴で差別されることはほとんどありません。ただできる範囲で努力すればいいだけです。続ければ何とかなるのもネット社会のいいところだと思います。
「生涯現役」時代に向けて、あなたも自宅でスモールビジネス始めませんか?
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