古堅さんの『定年前にはじめる生前整理』では、生前整理は早くはじめるほど後がラクになるだけじゃなく、充実した人生が送れると述べています。
いろんな人のエピソードを見ていると、
- そもそも片づける必要性を感じていない。
- 頭では「片づけないといけない」とわかっていても片づけられない。
といった段階があって、ちゃんと自分で納得して断捨離できるようになるまでけっこう時間がかかるんですね。
だから今すぐできることから始めたほうがいいんです。
元気なうちにできるところから生前整理の断捨離始めよう。
わたしの母は自ら断捨離できる人です。
ところが父は捨てたがらない物持ちの人で、こっそり父のモノを処分したのがバレて、よくけんかしてました。そんな父も今は認知症です。母は自宅で介護しやすいように片づけるのに苦労してます。
それまでにも母はずいぶん自分のモノを断捨離したようでした。だから介護ベッドもすぐに入れられて何とか無事に暮らしています。
もし母が捨てたがらない物持ちの人だったらと思うとゾッとします。
わたしも母を見習って、自分が動ける間に生前整理の断捨離をちょっとずつでもやろうと思います。50代になると、片づけたくても片づけられないようなことがいつ起こるかわかりません。
片づけられなくなったとき、ある程度生前整理できてたら、それなりに幸せに過ごせそうじゃないですか。
【生前整理】片づけられない自分と向き合おう。
元気に動けても片づけられないこともあります。
古堅さんが言うには、寂しいとモノに執着することがあるそうです。満たされないからモノをいっぱい持ちたがるとか。
まあ、そういう話は聞いたことがあったけど、そういう心理が「捨てたがらない」「片づけられない」原因になってることもあるんですね。
片づけを通して自分のかたくなな気持ちと向き合えるかどうかも生前整理に成功するかどうかの鍵になりそうです。
これもやっぱりある程度元気なときでないとできないかも。
【生前整理】気持ちの整理には時間がかかる。
生前整理を早く始めたほうがいい理由は、気持ちの整理に時間がかかるからです。
気持ちの整理が間に合わなくて、思うように片づけられないまま亡くなる人も少なくないようです。
片づけは本来生きてる限り終わらないもの。だから日々使う限られたモノたちを大事にし、使わないモノは気持ちよく手離すことを繰り返しながら、暮らしを健全に快適にすることを身をもって体験して学んでいくんですね。ときには気持ちがついていかないこともある。
ある程度時間がかかる。
だから少しでも早く生前整理にとりかかることが幸運になる秘訣なんですね。
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