貯金もないし、収入も大したことない。で、もう50。
「今さら何もできない」って思ってる人が一番危ない。
まだ時間はある。
わたしは更年期になってからはじめて「あと何年生きるかな。」って考えるようになりました。漠然としていた寿命が具体的になってきたんですね。
この先どうなるかはともかく、平均寿命86歳まで生きるとすれば、まだけっこうな時間だけはあることがわかります。確かに20代や30代からの30年とは違い、50代からの30年は下り坂です。ですがもう50代だから時間がない、なんてことはないんです。
時間があれば何ができるか?
ズバリ貯金です。
長期の貯金はみな若い人がするもんだと思ってるみたいですが、50代からだって全然遅くないんですよ。5年、10年がんばって引き出さないで運用すれば、お金を減らさないことも可能です。
途中で病気になったりして思うように貯まらないかもしれません。もしかしたらせっかくのまとまったお金を取り崩さないといけない事態が起こるかもしれません。でも、そうしたことは、年齢に関わらず、人生にはつきものです。だからといって、貯金しない理由にはなりません。
ただし、資産管理については、巷のいい加減な情報を鵜呑みにするのではなく、自分でしっかり勉強しないといけません。高齢者は詐欺のターゲットにされています。妙な儲け話にひっかからないことも大切です。
人生後半の貯金は、増やすことではなく、減らさないこと。
そりゃたくさんあるにこしたことはありませんが、死ぬまでに必要な限られたお金です。足りなければ足りないなりの暮らしをすればいい。そう思ってわたしはあまり悲観的にならないようにして貯めるようにしています。
お金は短期では増えません。
今さらと思うか、今からと思うかは自分次第。
お金の勉強しましょ。
金融機関の言いなりはダメ。
健康は財産。
50代ぐらいになってくると、健康のありがたみがよくわかってきますよね。
健康は「何をしたからだいじょうぶ」といったことは正直言えません。
これも貯金と同じです。だからって、健康に気をつけなくてもいい理由にはなりません。「血圧が高い」とか「痩せろと言われた」人は、無理のない範囲で健康管理に努めたほうがいいんです。
なぜなら健康は財産だからです。
血圧や体重は、食事に気をつけるだけで改善できる余地があります。まだ生活に支障がない間に、できるだけ元気で自立した生活が長くできるように、健康に関心を持つようにしたい。
健康に気をつけるというと、神経質になったり、お金をかけることだと勘違いしているかもしれませんが、そうではありません。元気で年をとることはありがたいことだし、何より得。得することをしていると思えばいいんです。
とはいえ病気は避けられないこともあります。「どうあがいても病気になるときはなる」とか言って好き勝手に生きるのも方法ですが、わたしはいつ病気になってもおかしくないとびくびくする生活をするぐらいなら、得するかもしれない生活を選びます。
50代はわけもなく、先行きが不安になり始める頃ですよね。いろいろあってなかなか思うようにはいきません。だからこそ、ゴールを見据えて、できることを考えながら潔く進んで行きたい。
分子化学がすごい。
健康管理の方法がわかる。
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