うちの冷蔵庫は2002年製です。10年以上使用している冷蔵庫は電気代がかなりかかっているそうだ。壊れていなくても今すぐ買い換えたほうが得だという。どうせなら消費税が8%になる4月までに買い換えたほうがよかったのかもしれない。
でも、実際どれぐらい電気料が安くなるんだろ。冷蔵庫の大きさや使い方もうちは全国平均とは違う気がする。今と同じ規模の冷蔵庫を買い換えた場合、10万円以上の出費になる。たとえ長期的にコストが得だと言われても、今このタイミングで10万円以上の支出をすることは、生活上得策でないこともある。
そんなことを考えてぐずぐずしている。
で、とりあえず、うちの冷蔵庫を買い換えたら電気代はいくら安くなるか調べてみました。
カタログの消費電力量はあてにできない!?
調べてみてびっくりした。冷蔵庫の消費電力量の測定基準というのがだいたい6年前後で改定されてきているのだ。つまり、古い冷蔵庫の測定基準は今の冷蔵庫の測定基準とは違っている。そのまま比べても意味がないという。
案の定、うちの冷蔵庫は現在の基準のひとつ前、1999年~2006年に採用されているJSIC9801というものでした。この測定基準だと実際の一般家庭で使用する環境とはかなり違った環境で測定しているので、そもそも現実的でない。今の測定基準になおすと、カタログ表記の消費電力量のおよそ2倍になるとか。
ほんとかな。
現在の測定基準で比べた記事によると
2006年5月以降に採用されている現在の測定基準JIS C 9801:2006は、一般家庭に近い環境で測定するもので、かなり現実的になってきているそうです。
自分で測定するのが一番。ワットチェッカーとかいう測定器があるとできるそうなんですが、うちの場合そこまではちょっとできません。
ワットチェッカーってこんなの
手軽なものもたくさん出てきているみたいですが、ピンきりで機能もさまざまです。
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うちのよりさらに古い1994年製の冷蔵庫の電力量を実際に測定している記事がありました。
「冷蔵庫の電気代」
現基準内の新旧冷蔵庫の電力量を比較した記事はこちら。
これによると、比較したパナソニックの冷蔵庫は、9年で年間消費電力量が2分の1どころか3分の1になっているんですね。日経新聞でも同じような比較記事が掲載されていたそうです。
具体的な電気代でいうと、メーカーによらず、およそ10年前の冷蔵庫は、月におよそ1,000円、年間12,000円以上の電気代が安くなるのはほぼ間違いなさそうです。
ただし、これは500Lクラスの大型冷蔵庫のお話。
大型冷蔵庫ほど電気代は安い
今現在一番電気代が安いのは500Lクラスの大型冷蔵庫なんでそうです。小型になるほど消費電力量も多く、年間の電気代が大型冷蔵庫より高くなるケースもあるそうです。
さすがに10年前の冷蔵庫と比べたら、どんなサイズの冷蔵庫でも省エネになるので買い換えるメリットはあります。でもメーカーや大きさなんかでかなり差があるようですよ。
でも、省エネ率が高いものは、それだけ値段も高いです。うちに見合ったもので、最高の省エネタイプを選ばないと。
12万円の冷蔵庫、10年使えばもとがとれる?
月に1,000円、年間12,000円ぐらい電気代が安くなるのは間違いなさそうですね。電気代のことだけ考えたら今すぐ買い換えたほうがいいというのは、やっぱりウソじゃなかったんですね。
12万円現金で持っていてもたいした利息はつきません。古い冷蔵庫で毎月余分な電気代を支払うほうが損してることは明らかなんですよね。
なのに12万円の支出か……。などとぐずぐずしているうちにほんとに壊れるかもしれません。
そのときあわてないように準備しておきたいと思います。
今度買いたい冷蔵庫はコレ!
価格コムでは、売れ筋ランキング4位でした。これは436Lなのでやや小さめ。主流はやはり500Lみたいです。年間の電気代が5,940円とあります。今のうちの冷蔵庫のたぶん半分ぐらいだと思われます。
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