老後の生活のことがふと頭をよぎる、それが50代ではないでしょうか。
そんなどうなるかわからない先のことを考える余裕なんてない、と思うかもしれません。考えたところで、今できることなんて何もないと絶望し、あきらめている人もいるかもしれません。
よくわかります。わたしがそうでしたから……。
でも、いくら考えないようにしても、漠然とした不安だけはいつも頭から離れない。
だったらいっそ、何ができるわけでもないけれど、老後の暮らし方を考えてみることにしました。
老後はどんな暮らし方をしたいか?
老後は旅行したいとか海外移住とか考えている人は楽しそうですよね。
わたしはと言いますと、何よりも元気でいたい。
なんだか漠然とした目標のように思われるかもしれないけれど、そんなことないんですよ。
年々カラダは衰えていくに決まっているし、今できていることもできなくなっていくことだけは確かですよね。それでも、なるだけ元気で自分のことは自分でできる健康なカラダがあったら、どんなふうにでも自由に過ごせるじゃないですか。これって素晴らしいことですよ! そう、わたしは死ぬまで自由でいることが目標なんです。
ところで、老後にしたいことをするには老後資金も必要ですよね。でも残念ながらうちには豊富な資産はありません。年金で生活していけるかどうかさえ心細い状態です。老後資金のことを思うと不安ですよね。世の中だって今のままではあり得ません。変わっていきます。
でも、こんなふうにどうすることもできないことに頭を悩ませるのはやめませんか。できそうなことを考えてみましょう。
少しでも長く年金以外の収入がほしいところです。これからの日本は、高齢者も長く働くのがあたりまえの時代になってくると思います。
死ぬまで元気でいることがいかに大切かわかりますよね。そう考えたら、50代の今からできること、見えてきませんか?
50代の今から老後のためにできること
できないことばかり思い浮かべてしまうから嫌になるんですね。貯金ができないなら長く働く方法を考えてみてもいいですよね。いつまでも健康でいるために今から本気でダイエットに取り組むというのもアリです。
わたしは今から徐々に年金生活にシフトしていくため、片づけで持ち物を減らし、家計を小さくしていくつもりです。
年とともにできることが少なくなるということは、今よりしなくてすむことが増えるってことでもあります。したいことだけに資源を集中投下していけばいいんですね。人と比べる必要もありません。ちまたで言われているような老後資金の平均値とか必要額を気にしたところで何にもなりません。そんなのを見て不安になるよりは、今できることを考えたほうがずっと気持ちがラクになりますよ。
健康なからだづくりに投資
今からもし何かするとしたら、わたしは健康のために投資します。
健康にはたいていみんなお金を使ってますが、無駄に何でもかんでも投資している場合も少なくありません。病気の治療にお金がかかってしまうこともよくあります。資源は限られてます。ここは何に絞れば効果的かをよく考えて、決めたら長く続けていきたいと思ってます。
わたしは
- 歯周病のケア
- 腸内環境を整える食生活
- 筋トレ
の3つを心がけることにしています。
定年のない仕事
わたしは40代後半になってから、内職的な仕事をやめ、独立して自宅で年齢に関係なくできる仕事に取り組み始めました。独立自営ですから、収入が安定しているわけではありませんし、勉強しないといけないこともたくさんあります。
ですが、わたしが今できる数少ない仕事だと思って続けています。いくつになってもすることがあって、何かしら収入の道があるというのは、生活にはりあいをもたらしてくれるものだと思っているからです。
働きたくても働けない事情のある方もたくさんおられると思います。でも今はインターネットの時代です。自宅でできる仕事の幅も広がってきています。50代から働くという選択もまだあきらめないでほしいと思います。
今、自分の環境で何ができるか? ほんとに何もできないか? 自分に問いかけてみてください。ただやみくもに不安になって見ないようにしている老後生活、そんなに悪くないかもしれませんよ。
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