バブルのおかげで贅沢したけど

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バブル世代とはバブル景気の頃に社会人になった世代を言うらしい。年齢でいうとだいたい50歳前後。

時代が変わったというのに贅沢が抜けず、将来ヤバイと噂されている。

わたしも思い当って反省してます。

贅沢に慣れると苦労する

ブランド品を買いあさるような時代を経験すると、ごく自然に贅沢が身につく。

言い訳ではないけれど、当時は若者向けのおしゃれなチープブランドなんてなかった。

育ちのいいお嬢様を気どるのがトレンドだったんです。

おかげでわたしもかなり勘違いしてた気がします。

身の丈なんか考えない。とにかく見劣りしないようにがんばる時代でした。

こうした風潮には流行があるってこと、なんで気づかなかったのか。

景気には波があって、永遠に続く好景気なんてありえない。少し考えればわかりそうなもの。

わからなかったわけじゃない。ただ受け入れられなかったんです。

もっと早く切り替えできればどれほどよかったことか。

今になってずるずる引きずってしまったことが悔やまれます。

いまだに「高価なものはいいものだ」「お金をかけないといいものはできない」といった価値観がふと頭をかすめます。

自分にふさわしいかどうかなんて関係ない。いいものは借金してでも手に入れる。当時はそれが正解でした。

バブルははじけると言うけれど、急に変化を迫られたわけではなく、変化は少しずつ時間をかけてやってきたというのに、いつまでも認めたくなくて、うまく変化を受け入れられなかった。

ようやく必要に迫られて、なるべく安く値段のわりにいいものを厳選し、ほんとうに必要かどうかをじっくり考え、できるだけお金を使わない暮らしに、やっと努められるようになってきた。長かった。

これからもきっといろんなことがぐるぐる変わっていく。こうして暮らしは変わっていくものなんだということを心に留める。

こんどこそ変化を恐れず、柔軟に受け入れられるように、今は倹約生活に慣れねばと思う。

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