それは「片づけ」です。つまり余計なモノを持たない暮らしにシフトしていくということ。
マネーコンサルタントの神樹兵輔氏によると、人生の三大浪費は
- 住宅ローンによるマイホーム取得
- 生命保険加入
- マイカー保有
なんだそうです。 わたしたちが若い頃は、ごく一般的だったことばかりです。
長い人生の間には、こんなに環境も価値観も変わっていくものなんですね。
50代のわたしたちは、まだこれから先、何度となく時代の移り変わりを体験しないといけません。ですが、家計はこうした時代の変化に負けるわけにはいかないんです。
では、50からこうした環境や時代の変化に、家計はいかに対応すればいいでしょうか。
「片づけ」で何が変わる?
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ』という本が話題になってます。ミニマリストの生活ぶりが素敵に書かれている本です。ミニマリストになるきっかけは、みなそれぞれ違います。でも、モノを減らすと、生き方まで変わることがよくわかります。
著者は、
ミニマリストとは、
「本当に自分に必要なモノがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」
だと、ぼくは考えている。
と述べてます。
持ち物を極端に減らす人のことをミニマリストと言ってるわけではないんですね。人によって、本当に必要なモノや大事なものは違います。
持ち物の量や種類に関係なく、必要で大事なものだけ持つ人のことをミニマリストと呼ぶとしましょう。だったら家計を変化に強くしたいならば、わたしたちは今すぐにでもミニマリストになるべきだと思うんです。
というわけで、片づけなんですね。
ミニマリストな生活が家計を強くする理由
ミニマリストの暮らしは、モノに拘束されない自由な生活です。モノにこだわらなくなるようです。もちろん持っているモノは大事にしますよ。少ないですからね。でもたいていのことは身一つで事足りるようになる。自分が生活の中心ですからね。そういう暮らしに慣れると、周囲の変化に動じなくなると思いませんか? 身軽ですから臨機応変に対応できますよね。不安に備えたりする必要がありません。
ものごとはやがて変わっていく。そう自然に受けとめて淡々と暮らしていけそうな気がしませんか?
先行き不安になることが多い今の時代、ミニマリストが注目されるわけですね。
ミニマリストな生活のメリットは、精神的なものだけではありません。
片づけをしてモノを減らせば、持っていたモノの管理にかかっていたコストが削減できます。家事の労力も減ります。健康にもいいかもしれませんよ。こうして生活の支出を減らす可能性も高いんですね。
どうですか? たかが「片づけ」と軽視するにはもったいない効果がまだまだありそうです。今すぐ、まだからだが元気に動く間に、ぼちぼちでも片づけ始めましょう。
きっと家計を強くたくましくしてくれると信じます!
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