みなさんのおうち、家計の財布は一つでしょうか。
収入や支出を家族みんなが共有しているでしょうか。(ヘソクリは別ですが。)
わたしは一つの財布があたりまえで、日本ではそれが主流だと思っていたんですが、最近はどうも違ってきているようです。
財布はそれぞれが個人的に管理して、生活費を出し合うタイプの家計が少なくないんですね。
家計とプライバシーは別問題
こづかいではなく、それぞれが自立して財布を持っているなんて、主婦的には憧れます。いいですよね。自由でかっこいい。
でも、疑問がないわけではないんです。
聞いてみると、食材はそのとき買い物する人が出し、口座振替の光熱費や住宅ローン、家賃なんかは口座名義の者が出しているとか言うんですよね。
それで誕生日にはプレゼントし合ったりなんかして、家族関係は円満な感じなんです。
その一方で、各自の収入を詳しく知らないとか、どんな仕事をしているのかさえ知らなかったりする場合もあるみたい。
まあ、家族間の付き合い方はいろいろあっていいと思うんですよ。プライバシーを尊重し合える家族も素敵です。
ただ、誰も家計としての全体的な収支を把握してないのが気になるんですよね。
家計も会社や店の経営と同じだと思うからです。
うまく回っている間はいいんですよ。でも、何か特別にお金が必要な事態になったとき、当てにしていたお金がなかったり、知らない借金が膨らんでいたりといったことが発覚してから何とかするのってたいへんじゃないですか。
お金を出し合うにしても、家計の財布は一つにまとめて管理したほうが安全です。
各自の財布の中身は知らなくても、出し合った家計の財布の中身を家族みんなで共有し、共同経営していくことはできると思うんです。
家計を一つにまとめるメリット
一人暮らしは無駄が多く不経済であるのと反対に、複数の家族がまとまって暮らす経済的メリットは大きい。
単純に住宅費や光熱費、食費を考えただけでもすぐにわかりますよね。
無駄な部分を節約したり、投資したい部分にお金をかけるといった判断は、家計の実情が正しく把握・共有できてはじめてできることです。
家計の財布を共有するだけで、かなりのピンチを助け合い、乗り越えられるのではないかと思うんです。
漠然としたお金の不安は、漠然とした家計の財布にあるのかもしれませんよ。
今すぐ家計の財布を一つにしっかりまとめてみてはいかがでしょう。
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