ツインバードHB(PYE631W)使いこなし術、とかち野酵母パンの作り方

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ツインバードHB(PYE631W)の取り扱い説明書では天然酵母は使えないとありますが、わたしははじめからとかち野酵母を使って焼いています。

取扱説明書どおりにしてもうまく作れない場合は、発酵時間を延長すればだいじょうぶです。

ホームベーカリーは全自動でないほうが臨機応変にできて使いやすい。

ツインバードは「こね」「発酵」「焼き」とそれぞれのステップを単独で指示することができます。

発酵時間が調整できると、早めに切り上げて過発酵を防いだり、膨らみの悪いパンをしっかり膨らませるために発酵時間を延長したりできていいんです。

パン作りは、気温や湿度、使う粉によって仕上がりが違ってきます。ようすを見ながら調整できるホームベーカリーだと失敗しにくいです。

とかち野酵母は予備発酵しなくても水で溶いたものを入れるだけでも発酵して膨らみます。

とかち野酵母は、砂糖水で予備発酵させたものをホームベーカリーに入れます。

うちでは、2斤作るのに6g使います。湯または水60gに砂糖3gを溶かしたものに酵母を入れて予備発酵させます。

というのが一般的な作り方です。

じつはもう一つ、水または湯60gにとかち野酵母6gを混ぜ合わせただけの酵母液を入れてもパンはできるんです。砂糖を入れないと酵母はちゃんと発酵しません。

つまり、とかち野酵母は予備発酵させなくても酵母液だけでパンが作れるんです。たまたま砂糖を入れ忘れて予備発酵に失敗した酵母液で作ってみてわかりました。

酵母液で作ったときのほうが発酵に多少時間はかかりますが、発酵が安定してきれい。

予備発酵したほうが発酵時間は短くて早いのですが、過発酵気味になることもあり、どちらかと言えば発酵が不安定な印象です。

たまたま発見した予備発酵しない作り方のほうがいい感じなんですよね。

全粒粉パンコースで発酵時間を調整

全粒粉を使うので、発酵2まで全粒粉コースで作ります。

発酵2まで終え、焼きに入る直前(残り時間45分ぐらい)の時点でようすを見、パンケースいっぱい膨らんでいないときは全粒粉コースを修了し、発酵を続けます。

今の季節だと、だいたい1時間ぐらいでケースいっぱいまで膨らみます。

その後、45分焼いてできあがり。

生地の調整はしなくても何とかなる。

「こね」のステップで、生地がだれるようなら粉を追加して調整できます。

生地がかたいときは、水分またはバターなどの油分を追加して調整できますが、これまで調整したことはありません。

生地の調整は、かなり心配なときしかしません。追加する粉もほんの気持ちだけです。

生地で調整するよりも、発酵時間で調整するほうが間違いないように思います。

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