過去に野菜を育ててた頃、人気だった有機栽培は、手間とコストがかかる、どちらかといえばセレブな方法だったんです。
無農薬・無肥料で耕さない自然菜園は皆無でした。
自然農というのはあるにはありましたが、マニアックな玄人が実践しているだけのごく少数派だったんです。
わたしはとても興味があったんですが、家庭菜園の規模でどうすればいいのかまったくわかりませんでした。
それが今では『1㎡からはじめる自然菜園』というテキストがあるんですからありがたい。
自然菜園は庭の雑草対策にもなる
うちの庭は放っておくと草だらけになります。
仕方なく年に2回ぐらい除草剤をまくんですが、これがどうにも不本意でした。
でも、正直草抜きなんかやってられません。庭木の剪定だけでもたいへんなんですよ。
そこで、いっそ畑にしようとちょこっとだけ畑を作ったんです。ところが、ここ数年放置していたんですね。
どうせ庭仕事しないといけないのなら、やっぱり畑をしようと思い立ち、今年は奮起しました。
さらに2箇所開墾し、全部で3つの畑を始動します! と言っても全部でたった3㎡のミニ畑です。
自然菜園では、雑草は畑を覆うマルチとして使います。雑草だらけになる夏場はとくに草マルチを厚くしないといけません。
自然菜園の成否はこの草マルチにかかっていると言います。この草がやがて肥料になって土を作ってくれるんです。
からだは動かさないといけませんが、お金はかかりません。草マルチのためならせっせと草刈りできそうです。畑の世話はこれぐらいだからです。
今後、耕すこともありません。
野菜づくりに失敗しても、みな肥料として土にかえすので、無駄にならないところも気に入ってます。
自然菜園は、はじめに立てた畝をずっと耕さないで使っていきます。なので、丁寧にきれいに作らないといけないんですが、これがけっこう難しい。
なんか端が削れてきてだんだん狭くなってくるんですよね……。はじめからきれいに作るのは無理みたい。補修しながらやっていこうと思います。
畝に草を敷いて、今は寝かせ中です。
雑草のほかに野菜のクズなんかものせてます。
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