家計改善には収入増と支出削減の両方に取り組まないといけません。
まずはできるところから支出削減にとりかかると、できることはたいていすぐできてしまう。
そうすると「もうこれ以上無理」というところまであっという間。
もうどうすることもできなくなって、「もういいや」って投げ出します。
まあ、こういう時期も必要かもしれません。
ところがしばらくしたら、やっぱり気になってきます。
でも、できることはやってます。
これ以上何をどうすればいいのか、と途方に暮れます。
そんなことの繰り返しです。
今回は、途方に暮れてから何をするか、を書きたいと思います。
【家計改善】あらためて家計支出の現状を見る。
おんなじことの繰り返しなんですね。
またあらためて家計支出の現状を見ます。
そのとき、何か無駄がないかとか、削れそうなものはないか、ということは一切考えません。
わたしは書くのが好きなので、ただ書き出します。
これまでに削れそうなものは削ってきてます。
だからこれ以上無理をしても続かないと思っているので、削減できるものを探すために書き出しているわけではないんですね。
ああ、今こんな状況なんだな、と確認しているような感じでしょうか。
【家計改善】生活習慣や方法を見直してみる。
自動車メーカーのマツダは、「もうこれ以上無理」と言われてきた製造過程を見直して経費削減に成功しました。
赤字から脱出しただけでなく、大きな利益を上げるまで復活したんです。
そのヒントはもみじ饅頭の製造工場にあったそうです。
部品にオイルを吹き付けるのが常識だった方法を必要な部分に塗り付ける方法に変えることで、オイルの無駄を大幅になくしたんですね。
こんなふうに、これまであたりまえにやってきたことも方法を変えると支出が減る可能性があるというわけです。
支出が抑えられそうな生活習慣や生活の仕方がまだほかにあるかもしれない。
家計支出の現状を確認しながらぼんやり思ってます。
【家計改善】生活スタイルの変化にヒント。
変わりばえのしない生活を毎日送っているように思ってますが、生活スタイルって、年々、日々、微妙に変化し続けているものなんですよね。
少し前までハマってたけど今はまったくしてない、なんてことよくありますよね。
妥協で続けていることや、疑問を持たずにしている家事のやり方も変わらないようで徐々に変わっているし、変えることができるものなんです。
それがわかってきたら「これ以上無理」かどうかはいつの時点でも言えなくなってきます。
生活スタイルの見直しには、家計支出の現状を見るのが一番です。
家計支出を書き出して現状を意識するだけで、毎日の行動が変わり、支出削減につながることが実際に起こるんです。
マツダのような劇的な変化がなくても、家計支出の削減は小さな積み重ねがバカになりません。
「もうなすすべがない」と家計に行き詰まったときは、ぜひ家計支出の現状把握に努めてみてください。
書かない家計簿
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