金融機関の口座を整理しよう。

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家計管理のテキストでは、

  1. 入金専用の口座
  2. 出金専用の口座
  3. 貯金専用の口座

の3つ用意すればいいそうです。

こんなふうにすっきり整理できればいいのですが、実際には金融機関が指定されるものがあったりして、金融機関が少ない地方暮らしの場合、思うようにできないんですよね。

でも、金融機関の口座を管理できる数に絞ることは大切です。

地方暮らしの金融機関の選び方。

地方と言ってもいろいろありますが、都市のように歩けば銀行やATMがあるような環境ではありません。このごろは、コンビニATMが増えてかなり便利になりましたが、銀行や郵便局の窓口に行かなければならないようなときはタイヘンです。徒歩圏に目当ての金融機関があるほうがめずらしいからです。もちろん交通機関もないことが多いので、車に乗らない者は絶望的です。

 

窓口やATMに行かなくてもお金が移動するようにしたい。

まず第一に考えたいのは、金融機関に出向く必要を最小限にすることです。つまり、自動振り替えや自動入出金を活用し、ATMや窓口に行かなくてもお金が移動するようにすることです。

これはインターネットができる環境にあることが前提です。

手数料の高い銀行は、月一回営業時間内にすべて引き出す。

現金の生活費を引き出すのは月に一回だけにします。これはできるだけ自宅から便利な金融機関にしたい。うちの場合はやむを得ず地方銀行です。ここが振込や振替、ATM時間外などの手数料がいちいち高くて使いにくいんです。なので月に一回平日の営業時間中に必要な額だけ残して全部引き出してしまいます。残すのは、公共料金などの引き落とし分です。

住信SBIネット銀行は地方暮らしでも便利。

住信SBIネット銀行には定額自動入金サービスというのがあります。これは他銀行から自動的にお金を引き出し、SBI銀行口座に入金するサービスです。出向かなくてもお金を自動的に、しかも無料で移動できます。ただし、他銀行の引き落とし日は毎月5日か27日と決められています。また、SBI口座への入金は、原則引き落とし日の4日後です。さらに初回の引き落としは申し込み完了の8営業日後に来る引き落とし日から。好きな金額をすぐ移動させることができれば言うことないんですが。

住信SBIネット銀行は他銀行への振込が月3回まで無料です。また、ATM利用手数料がほとんどの場合無料な点も地方暮らしにはありがたい。

住信SBIネット銀行は目的別口座が5つ作れます。

住信SBIネット銀行には目的別口座という預金専用の口座があります。5つまで作れます。ただ代表(総合)口座から目的別口座へ、また目的別口座から代表口座へ自動的に振り替えることはできないんですよね。手動で入出金しないといけません。貯金箱みたいなものですね。

でも、ちょっと別にとっておきたいお金を積み立てておくのに便利です。

  • 車検代
  • 家電買換え
  • 旅行

などですね。

わたしはカードで支払うお米などの生活費や年間で管理している特別支出(予測可能な年に数回の支出)のお金を袋分けするつもりで別口座に入れています。目的別口座から直接引き出すことはできません。代表口座を通さないと入出金できないんですね。だから知らない間に何となく使ってしまうことが避けられますよ。

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