家計をやりくりするには、言わゆる家計簿でなくてもいいんですが、家計のお金の記録がないことには始まりません。どんなに記憶力が優れていても、家計のお金の記録がないことには家計の現状を把握するのは難しいからです。
なんですが不思議なもので、家計が心配になってくればくるほど、今度は家計の現状を知るのがコワくなってきて、だんだん向き合えなくなるんですよね。「どうにかなる」とか「いよいよダメになったときに考えよう」とか思うようになって、どんどん先送りしたくなるんです。
少しでも早く家計の見直しに乗り出すためには、感情的にならず、機械的に淡々と家計管理ができる環境と仕組みづくりが必要です。
【付き合い断捨離】よそんちと比べない環境づくりを始めよう
引っ越したり、引きこもったりできれば言うことないですが、そんなことできませんよね。
でも、案外自分から隣の青い芝生を見に行くようなこと、してません?
人間関係は大事です。だからほんとに大切にしたいお付き合いだけ丁寧にするようにお付き合いの断捨離を進めてみませんか。
どのお付き合いも大事だけれど、出費も馬鹿にならないなんてときは、収入に見合ったお付き合いについて考えてみましょう。
人間関係の断捨離は、徐々に距離を置くようにすれば無理がありません。
人間がまともにお付き合いできる人数はそれほど多くないと言われてます。煩雑なお付き合いが減るだけでも心穏やかになる可能性が高い。余計な妬みや競争心があおられるような機会も減りそうです。
【家計簿】自分に合ったお金の記録の仕方を見つけよう
今はスマホアプリなんかも充実していて、お金の記録もある程度自動化できますよね。大事なのは続けやすくて、知りたいことがわかりやすいこと。
お金の記録を自動でするために、買い物すべてカードで支払う人もいるようです。
日本はまだまだ現金主義なので、現金払いやカード決済、口座振り込みや引き落としなどが混在してしまって管理しにくい。
だからすべて現金支払いでカードは一切使わない、という人もまだまだ多い。
さらには電子マネーがじわじわ普及してきてますし、政府はキャッシュレス化を進めたがってるようなので、しばらくややこしい状態が続きそうです。
いずれにせよ、お金の収支と残高がいつでもわかるように記録することが大事です。
凝ったアプリや市販の家計簿よりも、自分でまとめたほうが簡単でわかりやすい場合もあります。自分に合う方法を探してみるといいですね。
【家計簿】自分が知りたいお金の記録は何?
何となく使ったお金を記録するのではなく、自分が知りたいお金の記録は何かを考えてみよう。
減らせそうな支出や減らしたい支出の項目があるなら、その項目を集計して記録できると便利ですよね。
知りたい項目は意外とみな違います。自分ちに合うオリジナルの項目で記録したほうがすっきりします。
続けやすい、わかりやすい、自分用のお金の記録方法ができてくると、記録するストレスがなくなり、記録するだけで自然と家計管理ができるようになるはずです。
わたしもエクセルや家計簿ソフト、市販家計簿から手書きといろいろやってみました。でも家計はほんとに個人的なものなので、市販のものは結局アレンジしないとそのままでは使えず、煩雑になるばかりでした。パソコンでしか見られないエクセル家計簿も使いづらく、結局手書きの家計簿に落ち着いてます。きれいに書くことよりも使える家計簿を目指すと続けやすいですよ。
おすすめ家計管理本
こういう家計管理本を読んでいると、よその家計が気になって、知らないうちに比べて嫌になってしまうことがあるので気をつけて。
あくまでも参考に。家計はみな違います!
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