今はせまい家が素敵

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ミニマリストの尾崎友吏子氏のブログや本を読んでいると、小さな家がメリットのように思えてきます。

小さくてせまい家で快適に暮らすには、何といってもモノが少ないことが前提なんですよね。

掃除がラク、に憧れて

うちは古い一軒家に家族3人で暮らしてます。決して大きくないんですが、3人暮らすには十分な広さ。

使ってないモノやいらないモノも、そこかしこに置いたままにできてしまう。

若かりし頃は、いかにたくさんのモノをきれいに収納するか、躍起になってたので、これでも収納スペースが少ないと不満に思ってました。大容量のクローゼットや天井まである本棚なんかに憧れたものでした。

当時はうまく片づかないのは狭いからとか、古い間取りで使い勝手が悪いせいとか、本気で家のせいにしてました。

断捨離とかがブームになって、わたしも年をとり、掃除をもっとラクにしたいなぁ、と思うようになって、やっと片づかないのはモノを持ち過ぎてたからだと気づかされました。

わたし、世の中の風潮に恥ずかしいほど流されてきたんですね。

きっとずっと以前から、持ち物を厳選し、すっきりした暮らしを実践している人は、少なからずいたはずです。

どんな時代であろうと、地に足の着いた自分に合った暮らし方、どうしてわたしは考えなかったのか。いったい何を考えて毎日暮らしてたのか、なんて、今になって思ってます。

いつもそれなりに一生懸命考えてたつもりだったけど、やっぱり世の中に翻弄されてただけだったのかな。

いらないモノを引き取ってもらうのが大変

捨てられない性分じゃないわたしですが、それでもモノを減らすのはつくづくタイヘンな作業です。

手離そうと決めるのは簡単でも、実際にモノを運び出して処分するのはそう簡単なことじゃない。量が多かったり、大きなモノだったりするとなおさらです。

「住まいのダイエット」の番組みたいに、プロに片づけてもらいたい人の気持ちがよくわかります。いらないモノを全部いっぺんに引き取ってもらえたら、どんなにいいだろうって思います。引っ越し代ぐらいの費用がかかるそうですが。

捨てられないオットには、「子どもに迷惑かけないように片づけしよう」と、ことあるごとにマインドコントロールしてるところ。

あんまり高齢になったらできないな、って思います。今でもおっくうになりますから。

チャンスがきたら、ササッと処分できるように、少しでも準備しておこう。そう思ってこつこついらないモノを集めては、またしまい込む。そんなことを繰り返しながら、一向に進まない片づけをしてます。

かつて狭いと不満だった家ですが、今は余計なモノが入ってしまう広さがうらめしい。

憧れます。

2 COMMENTS

つぶあん

私も同じ気持ちです。私の気持ちを代弁していただいているようで嬉しかったです。私も時代の流れにずっと流されながら生きてきました。少しでも多くのものを収納できるようなノウハウを熱心に学んだり、ちょっとおしゃれに見えるレースのカーテンを夜通し縫ってみたり。それも必要な時間だったと思うようにしています。あの経験があって今の小さな暮らしへの憧れにつながっているのかと思います。一気に片付けたいのですが、遅々として進まず、出したりしまったりの繰り返しです。おかしさんのブログに刺激を受けながら片付けがんばります。いつもありがとうございます。

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おかし

こちらこそ、いつも励ましのお言葉、ありがとうございます!
ほんと、おんなじですね。
少しずつ、片づけがんばりましょうね。
たぶん、モノを持たないほうがいい時代が当分続くと思うのです。
だから休みながらでも、あきらめないで進めていければいいですよね。

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