佐藤オオキの『スピード仕事術』によると、速さとは、処理の速さのことではないんです。
やることが遅いと悩んでいるわたしにとっては、なんだか救われる話です。
短縮できるところを見つけ出すことなんですね。
仕事も家事も集中できないわけ
うちで仕事と家事をしていると、時間のけじめがつけにくく、結局仕事も家事もダラダラ時間をかける割にははかどらないんですよね。
「今日こそ」「明日こそ」と毎日思っているのに、一日があっという間に終わってまったくはかどらない。
いろんなことが同時に気になって、一つ一つのことに集中できないんです。
たとえば、パソコンに向かって記事を書いているときに洗濯機の終了ブザーが鳴ると、パソコン作業を中断して洗濯物を干しに行ったりするわけです。
そのついでにお茶を飲んで、やっとパソコンに戻ると、「何してたんだっけ」と思い出しながら、こんどはメールチェックを始めてしまうんです。そうこうしているうちに、実家の母から電話がかかってきたりなんかして、ますます時間がなくなるというわけです。
そもそも書きながら洗濯始めたのがいけない。一つ一つ集中して完結させるということができてないんですね。
というのも、なんか気ぜわしくて、とにかくそのときにできることは何でもやってしまいたくなるんですよ。
後先なんか考えてないし、もちろん優先順位も考えてません。とにかく何でもいいから進めたくてポンと洗濯を始めてしまうんです。そんな調子ですから、終了ブザーを聞き逃して、干し忘れることもよくあります。
電気代が安い時間帯に家事を済ませたい、という思いもよぎります。
そんな中で、仕事もちゃんとこなしたい思いも当然あるわけです。
支離滅裂です。
優先順位がつけられないわけ
佐藤オオキ氏が言うように、「一つ一つのことに集中し、とりかかった仕事は完結させる」ためには、優先順位をつけて、今するべきことを明確にしないといけませんよね。
それもずっと前からわかってはいるんです。
でもこれがおっくうで、ついおろそかになるんです。
わたしの仕事の中で、はっきりした締め切りのある仕事と言えば、オットの弁当づくりぐらいでしょうか。
洗濯や炊事もやらないと困ったことにはなるけれど、多少遅れたり休んだりできなくもない。
わたしの仕事も一人で自営なので休めない仕事ではありません。やらなければお金が入ってこないだけです。だからと言って、やればやるほど順調に収入が増えるものでもありません。でも、試行錯誤しながら地道に取り組みたい仕事なんですね。
気持ち的には仕事を最優先にしながら家事をこなす、というのをめざしてます。
でも、仕事が思うようにできないと、家事をおろそかにしている罪悪感がふつふつとわいてくるんです。仕事が行き詰まると、家事で気分転換したいような、家事に逃げたいような、そんな気分になることもあります。そんな感じですべての順位がなし崩しになっていくんですね。
自由なのはいいんですけど、自分で自分を律するってほんとむずかしい……。
いつの間にかグダグダになるんです。
仕事に集中する時間を作りました!
今年は平日9:00から15:00はとりあえず仕事する時間に決めました。
この間は家事をしない。昼食時間込みです。
仕事時間中は、メールチェックやネットショッピング、家計管理といったこともしないことにします。
細かい時間割やルールを作っても守れないので、今のところはこれぐらいで。
わたしの場合、「やることが遅い」という以前の問題でした。まずはけじめを作るところから始めることにします。
ごちゃごちゃした毎日の中でわからなくなっていたんですが、あらためて、ちゃんと仕事したいと思っている自分に気づくことができたのもよかったです。
仕事と家事で頭の中がごちゃごちゃしている方、忙しいのにはかどらない方、お疲れの方、一年のはじめは、ちょっと立ち止まって考えを整理するのにとてもいい機会ですよ♪
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