ない日をつくる

家計か何かの本に、「お金を使わない日」というのを作るといいらしいことが書いてありました。

なるほど。

現金やカードで買い物しない日のことですね。毎日ちょこちょこ何かしら買いものしてしまう人には効果がありそうです。

ほかにも、あたりまえのようにしていることを「やらない日」を作ってみたらどうだろう。

案外ほんとになくせることかもしれません。

テレビを見ない日

わたしは毎日欠かさずテレビを見ているので、テレビを見ない日を作るのはよさそうです。

実際テレビが急に壊れてしまったときはものすごくショックで、すぐさま買いに行くことを考えました。ところが、テレビをほとんど見ないほかの家族から反対されて、仕方なくテレビのない生活を送るはめに。

しばらくはさびしくてなかなか慣れませんでしたが、ようやくテレビがないのがあたりまえになったころ、ドラマの続きがどうでもよくなってました。

わかってはいたのだけれど、テレビって、ほんとべつになくてもいいものだということをあらためて思い知らされたできごとでした。

ひょんなことからテレビがもらえることになって、再びテレビ生活が復活してしまった今、テレビを見ない日はないんですよね……。ないことに慣れるのには多少時間がかかったけれど、あることに慣れるのは早い。

テレビつながりで、「読書の日」や「ロウソクの日」を作って楽しんでいる人もいます。

「ロウソクの日」というのは、夜に電燈を使わないでロウソクのあかりで過ごす日のこと。停電時の練習みたいですが、夜は暗めのあかりで過ごすほうが気持ちが安らいでいいらしいですよ。

わたしはパソコンが壊れてインターネットできない日が続いて困ったこともありました。

ネットができないぐらいで暮らせなくなるわけではありません。インターネットを使って仕事しているとはいえ、ほかにすることはいくらでもあります。

それなのに、ネットがないと、なんだか時間をもてあますように感じてしまったんですね。それがちょっと依存症っぽくていけません。

だから、「ネットしない日」をあえて作ろうと心がけてます。

愛でるものが一つあるといい♪　（一つだけよ）

室内で自然が感じられるエアプランツは、お世話がかんたんでアートなかたちが人気。

間食しない日

間食というのは、タバコやお酒と同じぐらい、「なくてもいいもの」の代表選手みたいなものです。クセになるんです。

スイーツは癒しみたいなことを言いますが、ただの砂糖依存なんですよね。

「間食はいっさいしない。」と決めてしまうのも味気ないので、「間食しない日」というのを作るようにしたい。

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持たない暮らしにつなげたい

ミニマリストにあこがれていても、実際にはモノが減らせないし、めんどくさい生活習慣をひきずって、やめられないことがいっぱいあるんですよね。

変わりたいけど変われない。今の便利さとか快適さを失うことをおそれているところがあるからかも。

実際には、思っているほど便利でも快適でもなくて、ただごちゃごちゃしているだけかもしれないのに、一歩が踏み出せない。

そんなとき、ちょっとだけ発想を転換するチャンスをつくるといいんです。

思い切りなんかいりません。試しに、１日手離したりやめたりするだけですから。

それでも暮らしに何か変化が生まれるかもしれませんよ。

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