滅多に出かけないのだけれど、この年になって通院の機会がめっきり増えた。たいてい配偶者が送迎してくれるのだが、都合が合わないときもある。仕事の合間にやれ買い物だ通院だと言っては運転してもらっているので、無理に都合を合わせないようにしたのだ。
そうすると、雨の日が困る。自転車に乗れないし、歩くと傘をさしてもびしょぬれになるようなどしゃぶりの雨も増えている。薬の都合で予約の日を延期するわけにもいかない。
そんなわけで急遽、レインコートとレインブーツがほしくなった。
レインコートの防水と超撥水の違い
透明の雨具はあるにはある。使ったあとはごわごわ硬くてきれいにたたむのに難儀する。その代わり防水は完璧で水がしみこむことはない。まあこれでも悪くないのだけど、通院のように着脱しなければならないようなときは少々不便。
蒸し暑い日に暑苦しいレインコートも困る。雨は避けられても汗だくになってしまう。
そんなとき、超撥水生地でできた薄いレインコートがあると知った。超撥水生地というのは、傘に使われているような生地らしい。雨粒がころころと粒になって弾けるので濡れない仕組みになっている。これまでのレインコートは、こうした撥水生地の裏にさらにコーティング加工を施したものが一般的で、その分重く、湿気もこもりやすく、当然着心地が悪かった。
しかし超撥水技術を用いたレインコートは、生地自体に高い撥水性があるので裏面のコーティングがない。薄くて軽いのが特徴である。
ただし、生地が薄いので避けたり伸びたりしやすいようだ。また、完全防水ではないので、長時間の激しい雨にさらされるような場合は、雨水が浸透するおそれがあるので向かないらしい。
ちょっとしたお出かけで、通院など、出先で着脱するような場合に最適。サッと払うだけで水分が落とせ、収納も楽にできるのがいいところである。
こうした超撥水生地はお洗濯できないと誤解している人も少なくないが、生地に負担をかけないように普通に洗い、軽くアイロンして繊維を立たせるようにお手入れすれば超撥水機能がよみがえるという。以前、傘もアイロンがけすると撥水力が復活すると聞いたことがある。
ホックの開閉時など取り扱いに注意して大事に使いたい。
注目のレインブーツ
レインブーツは歩きやすいものを選びたい。
わたしが注目しているのはこちら。
サイズ展開が豊富で、雨がやんでからも違和感なく履いていられるデザイン。こちらは完全防水で雪の日にも重宝しそう。滑りにくい靴底は激しい凹凸がなく、小石やゴミが挟まったりしにくいデザインがいい。
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