コロナが長引いている。
もうなんだかワクチンしかないという感じ。でもそれが世界中に行き渡るには数年かかるという。ワクチンでおさまってきた先進国が辛抱しきれず動き出し、そうすると次々ウイルスが変異して、結局まだまだおさまらないなんてことにはならないか……。
やっぱり換気が重要! と言う専門家たちに「なるほど」と思う。
どこで感染してもおかしくない
マスク着用怠りなく、会食も避けていたのに感染する人が増えているらしい。どこで感染したのかわからないと泣き出す患者もいるという。
いやほんと、ちょっとしたことでも感染しやすいウイルスになってきているようだ。
こうなってくると、できるのは換気しかない! 換気が悪ければ、どんな感染対策も台無しになる。しかし、換気さえすればまだリスクは抑えられるのだ。換気の悪い場所に長居する必要がある場合は、換気か避難を模索した方がいいかもしれない。
不特定多数の人が出入りする店舗なんかは案外換気ができている気がする。換気が困難な職場が問題だ。職場の換気については、個人ができることは限られている。どうしたものか。できる人がどんどんやっていただけるとありがたいのだけど……。
もう何をするのも嫌になっている人も少なくないかもしれない。
それでもわたしはやっぱり感染したくない。そう考える人もいないことはないよね。
感染予防に努めることを馬鹿々々しく思わないように気を付けている。確かに、これがほんとに感染予防につながっているのか、疑わしくおっくうになることがあっても、感染後の苦労に比べればマシである。
感染予防に努めていたにもかかわらず感染してしまったとき、これまでの努力は無駄だったと思う必要もない。
なぜなら浴びるウイルスの量は、何もしないよりきっと減らせているに違いないからだ。ごく少量のウイルスを浴び続けた人は、まれにワクチンと同様の抗体を得られると聞いたことがある。そんな奇跡的なことは期待できなくても、重症化は免れるかもしれない。これはあくまでも「かもしれない」話で残念なのだが、少なくとも自分が誰かを感染させるリスクは減らせているはず。
雨の日は窓を開けていいのか問題
ここでようやく本題。
雨の日は窓を開けていいのか? いつも悩んでいる。湿気が入るから開けてはいけないという意見がある一方、窓に向けて扇風機で送風すれば換気できるという説もあるからだ。
換気扇がある台所はともかく、コロナのこともあるし、部屋をまめに換気したいと思っている。うちは古い木造住宅で断熱がいまひとつ。湿気でカビが出やすい。そんなわけで、梅雨でもできればなるだけ風通しをよくするために扇風機が大活躍してくれている。
湿度計の湿度が下がるところを見ると、雨の日でも扇風機を使えば窓を開けてもだいじょうぶと判断しているが、正直ほんとのところはわからない。うちには三か所、温湿計を置いているけれど、どれも高価なものではないせいか、とくに湿度の数値がてんでバラバラであやしい。数値が正確な計測器は高価過ぎて手が出ない。上がったり下がったりするのを見て、換気できているかどうかを確かめるといういい加減さ。
たとえ湿度は下がらなくても、窓を開ければウイルスは減らせる。そう信じて、土砂降りでない限り、雨の日も一日一回は扇風機をつけながら窓を開けるようにしている。
梅雨の換気は、冬の寒い日の換気よりずっとやりやすい。もうしばらく、ウイルスをやり過ごすため、今できることをこつこつし続けて、それが無駄にならないと信じたい。
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