20代のときから長年支払ってきた終身保険の保険料が来年9月に支払い済みになるというお知らせが届きました。保険期間は終身なんですが、入院特約がなくなってしまうんですね。医療保障をそのまま続けるには、その分の保険料を支払い続けなければならないようです。
このごろは生活の変化に合わせて保険も乗り換えるのがふつうになってきてるんですね。
医療保障をそのまま続けるメリット。
特約だった医療保障分をそのまま支払い続けるメリットは、保険料据え置きで80歳まで入れること。
べつにあらたに医療保険に加入すると、保険期間は1年か10年です。高齢になるほど保険料は高くなっていきます。年をとるほど入院するリスクが高くなるのだから仕方ありません。
でも、高齢になるほど収入が少なくなって乏しいたくわえだけで生活するようになることを思うと、保険料が上がらないのは助かります。
今の年齢であれば、ほかにもう少し安くてさらに充実した医療保険がないわけではありませんが、やはり保険料据え置きのメリットは大きいような気がしています。
共済の入院保障もなかなかです。
わたしの住んでいるところの県民共済にも入院保障があります。共済は、手続きがかんたんで安いのが魅力。保険金の支払いも迅速です。
1年更新で、60歳までは同じ。60歳以上は年齢と共に保障内容が変化してゆき、保険料は変わらない仕組みです。保険料を抑えて必要最低限の保障に備えるにはいいと思います。
高齢になると公的な保障が受けられるので、共済の保障は抑え、その代わり保険料が上がらないようになっているようです。最長85歳まで自動更新できます。
共済に乗り換えると、保険料はかなり安くできます。でも、その分保障内容も少なくなります。悩むところです。
ところで、共済は破綻した場合、法的な保障がないことをご存知でしょうか? 県民共済とかいう名前になってますが、県が後ろ盾になっているというわけではないそうなんです。びっくりしました。
一方、民間の保険会社は契約者保護機構というのに守られているので、万が一保険会社がつぶれてもだいじょうぶなんですね。
NHKあさイチで人気のファイナンシャルプランナー横山光昭氏によると、共済は民間保険会社の上乗せ分として利用するのがいいと述べています。共済だけではやはりいろんな意味で弱いみたいです。
保険の選び方はそれぞれ。
わたしは、とりあえず入院保障があればいいという考えに落ち着きました。
家計を担っている人が入院すると、医療費だけでなく収入がとだえるというリスクも抱えることになります。何に備えれば一番安心できるかというのは、みなそれぞれ違うんですね。
だから家計を預かる身としては、ある程度保険のことは勉強して知っておくことが大事だと今回あらためて思いました。
医療保障には、入院のほかさまざまな保障があります。心配なことすべてを保険で補おうとしたら、たいへんな保険料になってしまいます。起こるか起こらないかわからない不安に備えて、高額な保険料を支払う余裕はうちにはありません。保険は必要なものだけ上手に利用して、あとは地道にこつこつ貯金に励むことにいたします。
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