ものを持たない人たちのこと、ミニマリストって言うんですってね。なんか、かっこいいじゃないですか。なぜか、おしゃれっぽい人たちです。
わたしは、ただ、これから老いていくにつけ、家事がたいへんになってきて、不快な思いをするのはイヤだなあ。そう思ったとき、片づけるモノが減れば、家事の負担が減るよね、ということに気づいたわけです。
バブルの頃は、収納場所を広げることしか考えられなかったというのに、いまや断捨離ブーム。
まんまと時代に踊らされて生きてる感じがお恥ずかしい。
狭小住宅バンザイ!
どっさり荷物が入るウォークインクローゼットにあこがれたものでした。
もっと広ければ、かんたんに片づくのに! と、どれだけ思ったか知れません。でも、それは誤解です。今片づいていないおうちは、どれだけ広いおうちに引っ越してもやっぱり片づきません!
うちも、都会の小さなマンションから、地方の一軒家に移り、以前よりずっと広くなりました。
で、片づいたかというと、広くなった分、ちゃんとモノが増えるんです。
広さに関係なく、生活している限り、管理しきれない不用品は次々と出てくるものなんですね。それを定期的に処分しないでいると、どんな大きなおうちも、いずれゴミ屋敷になってしまう。
ごく普通の人たちが、年老いていつの間にかゴミ屋敷になってしまったおうちで暮らしている光景、今ではめずらしくなくなってしまいました。
誰でも、片づけは負担なんです。老いたらなおさらできなくなる、と心に留めておかないと。
こうなってくると、狭いおうち、小さいおうちであることを、今はありがたいとさえ思えてきます。
入りきらないものは、処分する。小さいと、そうした決断を小まめにしないといけません。そのかわり、手がつけられないほどコトが大きくならないうちに、何とかすることができています。これは、おうちが狭くて小さいゆえのメリットではないでしょうか。
ミニマリストに刺激を受けて。
ミニマリストたちのブログを見ていると、持たないことを競ってるみたいでおもしろいですね。
あれも捨てちゃいました。これも捨てちゃいました。ほら、こんなに荷物が少ない! って自慢されてしまうと、不思議なことに、贅沢なお宅訪問を見たときと同じように、なんだかウラヤマシイ!
ふと旅に出掛けたくなる キャリーバッグ |
べつにモノを減らしたかっただけで、究極に少ないモノで暮らしたいわけではなかったはずなのに、いつの間にか、私物はトランク1個分にするのが目標になっていたりする。
アレ!?
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私も同じです。今後のために物を減らして家事が楽になればいいと思って少しづつ片付けていますが、最近ミニマリストと呼ばれる方たちのブログに大いに刺激を受けています。まだお子さんも小さな若いミニマリストさんも多いようで感心しつつ正直羨ましいです。私ももっと若いときに気づいていたらなあって。若い方に共感しつつ、教わりながらゆる~いミニマリスト目指したいですね。目標は高く・・です。
つぶあんさん、コメントありがとうございます。
わたしも最近やっと、買い物が慎重になったところぐらい。
目新しいものや安いものにココロ引かれ、つい考えなしに衝動買いしてしまう失敗が減りました。モノが増えると片づけがたいへんになりますから……。
今あるものを処分するのもタイヘンだってことを実感しているので、気軽にモノが買えなくなったんですね。節約にもなっていいですが……。楽しく買い物できなくなったような気がして、一抹のさびしさも。