海外から来る外国人のためか、人手不足を補うためか、日本はキャッシュレス化を進めているらしい。
都会で生まれ育ったわたしは、地方に越してきたとき、クレジットカードが使えない店が多く、使える店でもカード払いする人が極端に少ないことにびっくりしたものだった。
最近ようやくカード払いする人が増えてきてるような状態で、わたしはスマホ払いしている人を見たことがない。
スマホがないと買い物できなくなるのは困る
誰もかれもがスマホを持つようになった。
持ってるのがあたりまえ。持っていないと不便がられて肩身がせまいから仕方なく持つようになった、という高齢者が少なくないのではないか、と勝手に想像している。
スマホ決済はトラブルが相次いだこともあり、日本の利用者はまだ少ないと聞く。だけど便利なら、きっと自然に広がっていくだろう。それはそれで仕方ない。
スマホがないと買い物できなくなる日が来るのだろうか。
銀行でいちいち現金を出し入れしないですむキャッシュレス化は、じつは地方の高齢者にもメリットがある。ただスマホを持たない者にとっては、スマホ決済しかできないというのは困る。
わたしもいつかはスマホを持たざるを得ない日が来るかもしれない。でもスマホは小さなパソコンみたいなもの。高いわりには長持ちしないに決まっている。電話やメールなどの連絡手段にしか使用しない場合はコストがかかるだけである。
自分専用のパソコンがあればじゅうぶん。
ミニパソコンみたいなスマホを肌身離さず持ち歩き、何をするにもそれがないと始まらない、という生活をとくにしたいと思わない。
スマホ決済だけがキャッシュレスでもあるまいし。
地方でキャッシュレス環境つくるのはむずかしい
地域のコミュニティバスは、いまだにカードが使えない。バスにはカード対応の精算機があるのに、使える電子マネーがないからだ。
店舗限定や大手共通の電子マネーはちらほらあっても、バスしかない地域の公共交通機関ではそれが使えない。経営難で電子マネーを取り入れる余裕がないんだと思う。
ないのはお金だけじゃない。おそらく人材もいない。
地方は仕事がないとよく言われるけど、どの分野も人材が不足している。ネックになっている収入の低さは、生活費や住環境を考えると、必ずしも悪いとはいえない。都市に飽きた方、ぜひ地方暮らしも考えてみてください。
と、こんな感じなので、地方が都市なみにキャッシュレス化するのは、そう簡単ではない。
この先人口減少で、キャッシュレス化どころじゃなくなるかもしれないし、キャッシュレス化しないと立ち行かなくなるかもしれないし。
まだまだ現金と回数券が健在です。
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