家計節約で保険料を削減することばかり考えていたら必要な補償まで削ってしまうおそれがあります。だからと言って、何でもかんでも保険に入るわけにもいかない。
自分たちに本当に必要な保険は何か?
災害の多い日本では火災保険のこと、もっとよく知っておいたほうがいいと思うんです。
住環境を見まわしてみよう
地震はなかなか予測するのは難しいですが、浸水や土砂崩れの危険性はある程度調べることができます。地域のハザードマップはチェックしておきたいところです。
この頃は水災補償を外して保険料を安くできる火災保険が増えています。また補償される範囲や基準も多種多様で複雑です。
一般的に床下浸水だけの場合、保険料は支払われないことがほとんどです。でも泥水の侵入で家財道具が損害を被った場合、家財保険に加入しておけば補償される場合もあります。
住居が川に近いとか裏山があって土砂崩れの危険があるような場合、火災保険の補償を削るのが必ずしも適当でないこともあります。
あらためて住まいのリスクについて、ちゃんと考えてみたい。
必要な補償と保険料の折り合いをつけよう
どんな損害にもじゅうぶんな保険金がおりるような保険だと安心かもしれませんが、とんでもない高額な保険料を支払わないといけないことになります。
うちには何がどれくらい必要で何が不要か? 不足分はどうするか?
保険金ですべて賄えることはまずありません。支払える保険料にも限界があります。
保険は広く浅くかけるよりは、万が一のリスクが高いものにある程度絞り込むのが賢い方法と言われますが、これも一概に言えそうにない。
うちは借家なので家財保険に入ってますが、持ち家の方は建物の保険には入っていても家財保険に入っていないケースが多いと聞きます。水災のリスクが高いお宅は、家財保険も考えたほうがいいかもしれません。
火災保険の補償や基準、ちゃんと確認して、必要なものに可能な範囲で無理なくかけるようにしたいですよね。
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