『「願いごと手帖」のつくり方』を読んで

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つい最近、たまたま「願いごと手帖」なるものの存在を知りました。

ビジネス系のToDoや目標なんかをバシバシ書くのと違い、女子うけのする開運や占いじみた印象。

わたしも開運や占い、嫌いではないんですが、信用できないというか、信じ過ぎてる人を見るとコワくて引いてしまう。かと言って、まったく気にならないわけでもない。でも今回は、あくまでも手帖というのに引っかかったんです。

日本人は手帳好きで有名なんだそうですが、みなさんは手帳を持ってますか? わたしはスマホは持ってないですが、手帳は毎年購入して使ってます。

ほかの人が手帳をどんなふうに使っているか、とても興味があります。手帳がないと困るわりには、うまく使いこなせていないからです。この「願いごと手帖」の本も何かしら参考になることがあるかもしれないと思い、正直ほとんど気まぐれに読んだ本だったんですが、これが意外とおもしろかったんですね。

書きっぱなしがいい。

家計簿は書けばいいというものではないように、手帳もまた、何でも書けばいいというものではないように思ってるんです。

ところがこの「願いごと手帖」、ほんとに書くだけの書きっぱなしがいいというんです。

想像どおり、自分の願いごとがあたかもかなったように書くだけなんですよ。書いたことを忘れてしまってもいい。これで願いごとがかなうなんて、ばかばかしいと思いますよね。

ときどき願いごとをチェックして、どうにかしたいのに、いつまでたってもどうにもなっていない願いごとがあったとします。そうすると、その願いごとをかなえるために、今すぐできるアクションを三つ考えて新たな願いごとに加えるんですが、これまた書くだけなんですね。

もちろん、今すぐできることならしてもいいんですよ。でも、しないといけないってことはない。とりあえず書きっぱなしでもいいんです。

どういうことかというと、

ちょっと手間のかかる願いがかなう背景には、「あなたの気持ちや暮らしの準備が整う」ことや、「周囲の機が熟す」ことも大きくかかわっている。こういう目に見えない準備が整っていないときには、しゃにむに努力して突き進もうとしても、うまくいかないことが多い。

無理ない形でできることを小さく積み重ねて、機が熟すのを待つ。

というわけです。

デキる人は「今やる」「すぐやる」「スピード感を持ってやる」みたいな風潮がある中、書きっぱなしで待つという悠長なところが新鮮。

書くという行為そのものが、自ずと次のアクションの準備体勢になっているというんですね。

ところが、わたしの手帳は、ブログ関連のこと、ToDo、予定、メモなど、何でも備忘録なんです。せっかく書いたものも直近のものしか使いません。丁寧に書いてるわけでもないし、ずっと保管するつもりもないのだけれど、もう少し積み重ねてきた記録が必要な時に活用できればいいのに、と常々思うんですよね。

ちゃんとしたルールのもとで書いてないので、どこに何が書いてあるのかわからなくて、ほとんど使えないのが現状です。中身の多くも大したことないんですが。

願いを書けば必ずかなうカラクリ

書いた願いは必ずかなうカラクリには二つの秘密があるんです。

1.かなわない願いはほんとの願いじゃない。

かなわないのは、それはあなたが本当に願っていることではないからだ、という理屈です。

好きな人や身近な人の願いとごちゃ混ぜになるケースが多いらしい。

例えば、夫の願いがかなうことが妻の願いになることがある。でも、夫の願いをかなえるために妻が無理をしていたとしたら、そもそも妻自身の願いではないだけに、妻の負担が大きくなって、その願いはかなわないというわけです。

ほかにも、広い家に住みたかったわけではなくて、家族とちゃんと向き合って話がしたかったのだ、といったように、わからなかった本当の願いに気づく場合もあるようです。

2.別のかたちでかなっていると認識する。

書いた願いどおりにはならなかったけど、結果オーライみたいなことはよくありますよね。

できるようになりたかったことと別のことができるようになったとか、別の料理だったけどおいしかったとか、希望の旅先ではなかったけど楽しかったとか、昇進できなかったけど転職して給料が上がったとか、こういうことも願いごとを書いているからこそ認識できてうれしくなるというわけです。

願いごと手帖のねらい

身の回りの大きなことにも小さなことにも目を向けるくせ、障害や方法を先取りして悩んだりあきらめたりしないくせ、楽しそうなこと素敵なものにたくさん気づくくせ。そしてチャンスが目に入ったら、さっと手を伸ばすくせ。願いごと手帖は、そんなあなたをつくるための、小さな習慣なのだ。

ネガティブ志向のわたしでも、そういう人になれるだろうか。
そういう人になりたいな、と思いました。

さっそく毎年持て余しているほぼ日のメモページに願いごとを書くことにしました♪ (単純)

来年は気分を変えて、ほぼ日からEDiTの1日1ページ手帳にするつもりです。

EDiT1日1ページ 2017年1月始まり B6変型(ETA)カラーリフィル

B6変形という大きさが絶妙。

こちらは方眼罫ではなくてドット。

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コンサイスクリアカバー新書C4がぴったり!?

EDiT1日1ページ 2017年1月始まり B6変型にぴったりのクリアカバーだそうです。

あるブログ記事で知りました。

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