家事というのは、生きている限りなくならない作業です。毎日毎日休みなく、誰かがこなさなければなりません。
体調が悪いと、何てことない家事がはかどらず、かと言って、放っておくわけにもいかず、ゆううつになること、ありませんか?
思うに、家事を減らすには、モノを減らすしかないんですよね。
断捨離は体力がないとできない。
モノを捨てたり処分するのって、元気な人でも疲れる作業です。そろそろ暮らしを小さくしようと思ったときには、もはやからだが動かない、なんてことになりかねない。
更年期障害で時折体調を崩すことが増えたせいか、小さい暮らしを急がねば、とあせっている今日この頃。
床の間に家事デスクを並べ、あぶれたモノたちはすべて処分するつもりでいるのだけれど、寄付の荷造りやゴミ出しが一向に進みません。
毎日の家事に追われて、余分なことはなかなかできないんですね。五十肩で重いものが持てないのも大きな原因になってます。
いや、つくづく50代から始めても、早過ぎることはないな、って感じです。
じつは、今、小さな暮らしをテーマにした本や雑誌がいっぱいあるんですね。みな環境や状況はさまざまですが、ヒントやアイデアがいっぱいで楽しい。
モノが少ないと、生活がラクになる。
モノが少ないと、掃除も片づけもラクになります。なくて困るものって、案外少ないんです。
身近な洋服や雑貨類から始めるのがおすすめです。
家電などの道具類は、使うたびに、また買い替えのときに、今一度必要かどうかを考えるようにするクセをつけたい。必要だと思い込んでいたものの中にも不用品があるかもしれません。
時間と共に、生活が変化し、いらなくなるものもあります。定期的に必需品の点検をするといいですよね。
うちは、オール電化に変わって、不用になったものがありました。また、子どもの成長とともに、自分たちの年齢とともに、使わなくなるものも出てきます。
こうしたいらないものが、数年のうちに思いがけずたまっているものなんですね。
場所と期限を決めて進める。
わたしは、10月までに机まわりの片づけを終わらせたい予定。こんなふうに、場所と期限を決めてかかるのもいい方法です。
本や写真など、片づけるモノを決めて取り掛かるのもいいですね。
時間や環境に合わせて取り組みやすい方法を探してみましょう。
漠然とかかるより、何かしらターゲットや範囲、時間なんかを決めて行動したほうが進めやすいのではないかと思います。
決めた場所に入りきらないものは、断捨離する。
これだけは、強く決意しましょう。わたしも、絶対無理だと思ったものでしたが、そのうち、入るものしか持ちたくない気持ちのほうが強くなってくるので、何とか手離す手立てを考えるようになります。多少、時間をかけてもいいと思います。
さんざん迷ったものも、いざ手離してみたら、後悔することなんてほとんどないんですよね。なかったらないですむものです。モノが減ってすっきりする快適さを味わえるようになると、片づけは加速していきます。
わたしは、加速させたいところなんですが、からだがついていかない感じ。体力のない人は、とくに早めに暮らしを小さくすることをオススメします。
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