以前から気になってたChat GPTにとうとう登録してみる気になった。このところずいぶん日本語がじょうずになったと評判だからだ。作文マニアとしては無視できない。
Chat GPTを使うには名前とSMS認証が必要
Chat GPTと検索すると、いろんなものが表示されて、どこが本物なのかわかりにくい。そもそもオープンAIなのでどれが本物というのはないらしい。誰もが自由に使っていいものだからアレンジ版みたいなのが出回っている模様。
やはりここは一番大元のところに登録。登録画面は英語なので、以前からよく見てお世話になっているdid2さんのブログ記事を参考にした。
見るとSMS認証までしないといけなくて、ちょっと試しに遊んでみたいという程度の人にとってはなかなか敷居が高いかもしれない。登録自体は難しくなかった。
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あっという間に教科書的作文がお見事!
早速以下のようなテーマを打ち込んでみたら、教科書のような文章があっという間に出てきて感動。途中で切れてるのもある。さらに詰めていかないといけないみたい。そもそものテーマが教科書的だから仕方ない。それにしても何というか、当たり障りのない無難なまとめ方が日本らしくておかしい。
- 死ぬまでに読んでみたい日本文学選
- 大正時代の日本文学と背景
- 生活シーン別損益分岐点
- 山口県名所
- エクセル家計簿の作り方
Chat GPTを恐れて使わない方がハイリスクなのでは
巷ではChat GPTが優秀過ぎて問題になっている。でもこれは、もう避けて通れないテクノロジーのような気がしている。交通事故や環境汚染はコワいからといって、自動車や飛行機に乗らないわけにはいかないのと同じである。
作文教室の生徒の作文にChat GPTだったらどんな講評を書くんだろ? 興味がある。
生徒の作文をこんなオープンなところに書き込んで読んでもらうわけにいかないから実際にはできないけれど、もっとセキュリティをしっかりすれば、学校の先生のお仕事を大幅に軽減できる可能性は高い。その頃にはおそらく生徒もAIを利用した作文を提出するようになるんだろうな。それを先生のAIが講評するのだ。笑っていいのかわからない笑い話のようだけど、そのうちそんなふうになるのではないかしら。
すでに広告文や本の帯の有名人コメントなんかはAIで書かれたものが少なくないらしい。好む好まざるとに関係なく、利用が広がっていくのは間違いなさそうだ。そこで情報漏洩や犯罪利用を恐れ、拒否するばかりでどういうものかを知らないままでいるのはかえって危険かもしれない。
まあ難しいことはともかく、Chat GPTと作文のやり取りをして楽しみたい。AIに思ったとおりの仕事をしてもらうのはなかなか難しいと聞く。Chat GPTを利用して卒論を書いた学生は優秀かもね。
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