片付けをして、捨てたがらないオットともめないどころか喜ばれる場所があった。

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片付けというと、たいてい一人だけ熱くなって、非協力的な家族に対して不機嫌になりながら半ば強引に行ってしまいがち。

唐突に片付けられる家族にとってはいい迷惑です。

こんな片付けをすると、信頼を損ない、今後片付けに協力してもらえないばかりか、一切「触るな」と言い渡されるおそれもあります。

これ、全部わたしの話。

片付いた気持ちのいい暮らしは、家族間の信頼関係があってこそ成立するもの。

片付けしなくても仲良く暮らせていたなら、それ以上に仲良くなれる片付けでないと、やる意味ないんです。

そう気づくのにずいぶん時間がかかってしまいました。

洗面所は片付けてもモメないことを発見!

オットは、とにかく捨てるのが嫌い。でも、さすがに細々とした消耗品の類は関知していないようす。

というわけで、うちの場合、洗面所はわりと片付けやすい場所ということがわかりました。

さっそく使わなくなった化粧品や洗剤をごっそり捨てたところ、これがまったく気づかれなかったんですね。

オットはいつもの洗面が不都合なくできれば、何の不満もないようです。

それどころか、どことなく片付いた洗面所に喜んでくれたりして、やりがいを感じます。

捨ててすっきりする反面、私自身、あまりに毎回捨てるモノがあることをすごく反省するようになりました。

これでようやく「あるものは買わない」が徹底できるようになったんです。片付けしないとわからなかったことです。

これが捨てないで、どうにか整理して収納し直すなんてことを繰り返しているだけでは反省しなかったと思います。捨てる痛みを味わったからこそなんですね。

それでも試してみたいはじめての製品は、安いからといって、いきなりたくさん買わないように気をつけています。

こうしたあたりまえのことがほんとできてなかったんですね。

それでも洗面所というのは、細々としたモノが多く、何度片付けても片付けの完成が見えてこない。

生きてる限り片付けは終わらないというけれど、途中それなりにしっくりくる片付けというのがあると思うのだけれど、いまだ着地点見出せず。

機能性や利便性がシンプルさを損なう

たとえば、この年になると、必要なデンタルケアアイテムが細々とあるんですよね。しまいこむと不便。並べるとごちゃごちゃする上、掃除がしにくい。

オットだけでもこれだけあります。

古い洗面台には細々としたものをしまいこむ気の効いた場所もありません。

無理に見えない収納をオットに強いるのは非現実的。わたしだってめんどうで続きそうにない。

さらに、小まめに掃除するためのスポンジやブラシの置き場所にも困ってます。

見える場所にあったほうが断然便利。使ったあと、湿ったまますぐしまいこむのには抵抗がある。だけど見た目がよろしくありません。古歯ブラシに使い慣れたスポンジです。おしゃれ感まったくなしの道具です。

ミニマリストたちの生活感ゼロの洗面所をやっかみ、「あんなの不自然で無理」とあきらめムード。

昭和レトロでいくか……。

生活感を不快なものにしないために、せいぜい清潔を心がけたいところなのだけれど、もう少し掃除しやすくならないものかと思案中。

ああ、あこがれのミニマリスト的小さな暮らしはまだまだ遠い。

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