あこがれのオフグリット生活とは?

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「オフグリット」ってご存知ですか?

電力会社から電気を買わない、いわゆる電気の自給自足ってことなんです。

月3万円ビジネス」の影響で、自給自足的な生活に興味を持ってアンテナを伸ばしているうちに、この「オフグリット」という言葉を知りました。

オフグリット生活っておしゃれ!

「オフグリット」と検索すると、『都会でプチ自給自足生活』というブログをすぐ見つけることができます。

電気の自給などというと、失礼ながら、どちらかというと、おしゃれとは縁遠いイメージを持っていたのですが、まったく違いました。

ブログのサトウチカさんのお宅はとってもおしゃれ。いまどきの暮らしぶりにほどよいナチュラル感漂う理想のライフスタイル。節電で思い浮かぶミジメっぽさなど微塵もありません。とにかく素敵。

当初は、オフグリットしながらも電力会社といちおう契約するつもりだったそうなんですが、そうすると、敷地内に電柱を立てないといけないってことになり、きっぱり電力自立の道を選んだそうです。あっぱれです。

また、はじめは電力会社に売電することも考えていたそうなんですが、電力会社が買取る料金は、「再エネ賦課金」として一般の電気使用者が支払わされる仕組みだということを知り、売ることもやめ、自ら作った電気を無駄なくじょうずに使うことに決めたそうです。こころざしがすばらしい!

オフグリット生活に必要な気になる設備費

オフグリットする設備には、いったいどれぐらいの費用がかかるのか? 気になりますよね。

まともに依頼して最新の設備を設置してもらったりすると、やはり残念ながらとんでもないお金がかかります。

サトウさんは、再生のバッテリーを使うなどくふうしておよそ220万円で設置したそうです。電気を貯めておける容量は27kWh。4人家族の一般的な使用量1日10kWhとして計算すると、およそ3日分の電力が貯められるシステムです。

バッテリーには寿命があり、定期的なメンテナンスも欠かせません。

もともと節電生活を送っていたご夫婦だからこそ、無理なく快適な生活が送れているという面もありそうです。

経済面からのみ見ると、今の日本で全面的にオフグリット生活をするのは、まだまだ厳しいところがありそうです。

でも、部分的に取り入れていけるようになるといいですよね。そうした動きが徐々にあちこちで見られるようになってきています。

1部屋オフグリッドのワークショップ

今後、「再エネ賦課金」は年々引き上げられる予定で、さらに原発廃炉費用も上乗せされることが決まったそうです。

電力会社から電力を買うしかない生活から脱出したいものです。

電気の自給、これからは徐々に関心が高まり、少しずつでも自給するようになっていくようになるかもしれません。

エコにそれほど興味がなくてもオフグリットは魅力的

とくに地球環境とか節電とかに興味がなくても、電気代に関心がない人は少ないのではないでしょうか。

これから先、暮らしを小さくしていく上で、電気は無視できないエネルギーです。

うちなんかは古いので、暖房費がかさむのが悩みのタネなんですよね……。

だからといって、我慢して体調を崩すのもバカみたいですし。うちでもオフグリットできるものならしたいです。

でも、電気を作る前に、まずは節電ですね。

けちけち電気を使うというよりも、掃除機からほうきというように、いらない家電を処分するなど、まずは電気の断捨離をやってみるといいかもしれません。

ミニマリストと同じく、無理は続かないのでほどほどに。いきなり冷蔵庫捨てるなんてことはしませんように……。

寒い北海道に達人がいます!

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