『日本株独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法』を読んで

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何を突然あやしい本を読んでるんだと思いますよね。

わたし、じつは株式投資の本をもう何冊も読んでます。

いろんな方法があって、当然ながら、いずれも成功した人の本です。

そんな中、この『日本株独学…実践投資法』では、株式投資を超えて、自分で決断することの大切さを学んだのでした。

自分のルールがなければいけない

株式投資の本を読んで、できる範囲で真似してみたりするんですが、当然ながらそううまくいきません。

というのも、どんな方法をとっても、当然ですが実践では、教科書どおりにいかない場面に出くわします。

そんなとき、結局自分が判断しなければいけません。

どんなときも対応できる方法が明示されている教科書なんてないんですよね。

はじめは何となく教科書通り進めても、そのうち迷子になることの繰り返しでした。

判断に迷うと、そのときの気分で判断するものだから、失敗も成功も経験値やノウハウとして積み重なっていかないんですね。

自分なりのルールを決めて判断したほうがいいことはわかっていても、その判断基準を見いだせずにいました。

適正な株価を計算する

『日本株独学』で、その会社の業績などから適正な株価を算出する方法があることを知りました。

この適正株価の算出方法にも、おそらくいろいろな方法があって、一つだけではないと思いますし、もっと緻密で難しい算出法もありそうなんですが、わたしはこの本に紹介されている方法で計算してみることにしました。

あくまでも概算に過ぎないのですが、とりあえずこれで割高か割安かをわかりやすく判断できます。

業績がいい会社でも株価が上がるとは限らない

もう一つ、あたりまえのことなんですが、どんなにいい会社でも、注目されないと株価は上がりません。

だから、漠然と銘柄選びをするのではなく、上方修正する可能性のある会社に絞ることにしました。

上方修正した会社は当然注目されるので、株価が上がる可能性が高い。

今はこうした銘柄のピックアップもネットで簡単にできることも学びました。

自分の判断基準で失敗すれば、それは次に生かせる

自分で計算し、自分で判断した売買は、経緯を分析することができます。

適正株価を計算するようになってからは、不安になって売り急がなくても待てますし、高値で買う失敗も減らせるという安心感が持てるようになったのでした。

このことで、納得できる基準というか、マイルールを持つことは、何も株式投資に限らず、大事なことかもしれない、と思うようになりました。

何ごとも、人生結局自分で腹をくくらないといけないことだらけです。

そんなとき、よりどころになるのはマイルールなのかもしれない。

それがあれば、たとえうまくいかなくても、人のせいにしたり、くよくよすることなく、次のステップに進める。

立派なのでなくていいから、修繕しながらでいいから、そういうものを持ちたいと思ったのでした。

興味のある方はどうぞ

初心者向きではないかも。

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