財布口座として手元の現金を把握する方法

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収入は口座振り込みが一般的になっている現在、家計は手元にある現金を管理するだけではキャッシュフロー(お金の流れ)を把握することはできません。

手元にある現金は、銀行口座と同じように口座の一つ「財布口座」として管理します。

銀行から引き出して財布に入れたお金は収入ではなく振替

収入でも支出でもなく、ただお金が移動するときは振替です。

つまり、給与が入っている銀行口座からお金を引き出して手元の財布に入れるときは振替。

ただし現金口座の残高は増える。記録するときは振替による増加であることがわかるようにする。

ちなみに、お祝いやお見舞いなど、直接現金を受け取ったときは、言うまでもなく収入になります。

財布から電子マネーにチャージしたときは支出ではなく振替

行きつけのスーパーの電子マネーつきのポイントカードは、電子マネーでお買い物したほうがポイントの還元率が高い。

というわけで1,000円単位で電子マネーにチャージしながら電子マネーで支払いをします。

チャージする金額は支出ではなく振替。振替でも財布口座の残高は減ります。支出ではなく振替による減少であることがわかるように記録します。

実際に買い物した金額が支出です。でも、この金額は財布口座の残高に影響しません。電子マネーで支払っているからです。ここで財布口座の残高と家計の現金残高が違ってくることに注意。家計の現金残高というのは、実際に買い物で支払ったあとの現金残高のことで、財布残高+電子マネーの残高になります。

実際に買い物した支出額を把握したい場合は、支出額をべつに集計するようにします。

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財布にある金額と支出した金額がわかるようにする。

財布口座の増加

  1. 現金収入
  2. 振替(銀行から引き出して財布に入れたお金など)

財布口座の減少

  1. 現金支出
  2. 振替(電子マネーにチャージした場合など)*電子マネーで買い物しても財布口座は減らない。

このように財布口座の残高は、振替と混在しているので、収支を算出するには向いていませんが、お金の動きをそのまま把握し、実際にあるべき金額がチェックできるので便利。

家計の収支を把握するためには、収支と振替は区別して記帳します。銀行口座は区別して記録されているので、注意するのは実質財布口座だけです。

たとえば、電子マネーで支払った金額は、カッコつきで支出欄に記入し、財布残高には算入しないようにし、支出の計算時には算入します。また、チャージした金額は、支出欄外に▲1,000というように記入し、財布残高は減らしますが、支出の計算には算入しないようにします。

こうすれば、実際に手元にある財布残高も支出額も両方把握することができます。

ところで、収支を把握するのに、細かい費目はあまり必要ないように思います。慣れないうちはなるだけシンプルにし、慣れてきたら知りたい項目だけ別に集計するようにするといいですよ。

シニアのなっとく会計学

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