連休は、大事なもの・好きなものだけ持つ豊かさを体験。

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たくさんのものに囲まれているのに、ちっとも幸せじゃないことってありませんか? いらないものや使っていないものを無理やり押し込んで片づけることに、もううんざりしませんか?

今年のゴールデンウィークは、曜日の並びが悪く、連休が長く続かない人も多いようですね。思い切って、おうちのリフレッシュに精を出してみるのもいいのではないでしょうか。

将来ゴミ屋敷にならないために。

このごろ、地域にかならず一軒はゴミ屋敷があると言います。住人もごくふつうの人なんだそう。ただ、長年住み続けているうちに、ものが増え、そのうち年をとり、ゴミ出しや片づけができなくなってしまい、とうとう手に負えないほどの状態になってしまったおうちが急増しているのです。

ものが多いと、管理や掃除もたいへんです。50代は、少しずつものを減らし、簡単で小ぎれいに暮らせる準備を始めるのにいい時期なんですね。

準備は早いに越したことはないのだけれど、若いうちは、必要なものも多く、生活スタイルの変化も激しいので、実際にはなかなか取り組みにくい。

だから、ちょっと先が見えてくるけれど、まだ何とか気力も体力もある50代が身辺整理のはじめ時というわけです。

片づけは自分だけのものから。

おうちの片づけは、自分個人のものから始めます。家族のものに勝手に手をつけるのは、トラブルの元です。家族のモノが気になっても、まずは自分の荷物を最小限にすることに集中しましょう。ほかの家族のものも、了解を得て、きれいに収納しなおすことぐらいはできるかも。

キッチンや洗面所などの共用部分にあるものは、主婦の裁量で片づけることができる場合もありますよね。

片づけを始めたら、当分新しいものは入れない。

片づけを始めたら、しばらくは新しいものをうちに入れないようにしましょう。あらたにモノを購入するのは、ないと困る日用品にとどめ、食器や家具、アクセサリーや洋服といったものを簡単に購入したり、譲り受けたりしないように心がけます。収納グッズにも手を出さないように気をつけて。

流行に敏感で、すぐに何でも欲しくなる人は、要注意です。

片づけが進んでいくと、大事なものや残したいものの傾向や方針が定まってくるので、自分なりの基準ができるまでは、新たにモノを入れないようにします。

モノを減らす快感を知るようになると、むやみモノが欲しくなくなります。自分できっちり管理できるぐらいの量が気持ちいいことがわかってくるからです。

持ち物の量は、入れ物の7割、かつ管理可能性を考える。

現実的には、持ち物の量は、入れ物の大きさで、ある程度決められてしまうことがほとんどです。

ですが、おうちが大きくて、収納力のあるお宅でも、管理できる量でなければ意味がないんですね。ゴミ屋敷が、案外立派な大きなおうちだったりするのは、管理不能になりやすいからではないでしょうか。

極端な話、今すぐ引越しをしなければいけなくなったとき、必要な荷物をすぐにまとめることはできるでしょうか? 暮らしを小さくするには、それぐらいの覚悟をしてちょうどいいぐらいではないかと思っています。

使い捨てに抵抗のある、モノを大切にする世代は、処分先を検討。

ものを捨てることに、抵抗のある人は少なくないですよね。使うわけでもないけれど、捨てるにはもったいない。そういうものが一番やっかいで、おうちにあふれていたりしませんか?

めんどうですが、モノによって、処分先をこまめに考えて振り分けるようにします。最近は、リサイクル手段はいろいろあるのですが、持ち込み先や方法を調べるのがおっくうなんですよね。でも、今は、ネット検索もできるので、一度しっかり調べてみるといいですね。

  • 地域のバザー
  • リサイクルショップ
  • 寄付

わたしの経験では、ブランドものでなくても、未使用品は、なんとか引き取り先があると思います。

ただ、使用済みの食器や景品類は、どうしようもないですね。記念品やおまけで安易にお皿やカップなど、モノをもらったりしないほうがいいですよ。

地域のバザーやリサイクルは、持ち込みの時期が決まっているものも多いので、行事やイベントをチェックし、いつでも持ち込めるように荷造りしておきます。

ブランドもの以外の古着や小物は、海外に寄付する方法もあります。わたしはこれで、かなりモノを減らすことができました。

これだけしても、持ち込み先が見つけられなかったものは、思い切って捨てるようにします。たぶん、この段階まできたものは、心置きなく捨てられるものになっているはず。

さあ、50代、すっきり見渡せる小ぎれいな生活をいっしょに目指しませんか?

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